赤ちゃんのおしっこを観察することは健康状態を確認するうえでも大切なこと。おむつ替えのタイミングで健康チェックをしてあげてくださいね。
生まれたばかりの赤ちゃんのおしっこの量は5~20mlと少ないですが、その分一日に15~20回もおしっこをします。身体が大きくなると1回のおしっこの量も増えて一日のおしっこの回数も減ってくるでしょう。
冬など汗のかきにくい時期はおしっこも増えます。
まれに病気などでおしっこが増えることがありますがいつもと違うようであればかかりつけ医に相談してみましょう。 夏など暑い時期は汗をかきますのでおしっこの量も少なくなり、赤ちゃんの体は小さいのに汗腺の数は大人並み。だから汗をいっぱいかくのですね。おしっこが少ないとお母さんも心配になるかもしれませんが、赤ちゃんが機嫌よくしているか様子を見てあげていつもと変わりのないようであれば気にしなくて良いでしょう。
おしっこの色は薄い黄色や麦わらのような色なら大丈夫です。
健康な尿は透明に近い色をし、汗をたくさんかけばおしっこの量も減ってくるので色が濃くなることがありますが、赤ちゃんの様子に変化などないようであれば心配しなくても大丈夫でしょう。
いつもと色が違ったり機嫌もよくなかったりした時は、おむつを持参してかかりつけ医に診てもらいましょう。
おしっこはアンモニアの匂いがすると思いがちですが、いつも匂っているとも限りません。熱い夏は匂いを感じやすいかもしれませんね。時間がたつと水分が蒸発して匂いもきつくなってきます。ですが、匂わせない時もありますので大丈夫です。でも、いつもと違うと感じたときは、何か異常のサインかもしれませんのでおむつをもってかかりつけ医に診てもらいましょう。