好奇心旺盛の子どもは飛んだり、跳ねたり、走ったり、転んだり全身を使って遊びます。その分けがをすることも多くなります。子どもが捻挫をしてしまった時はどのように応急手当をしてあげればよいのでしょうか。
捻挫と言っても程度は色々です。
簡単に治療できることもあれば手術が必要な場合もあります。骨折か捻挫か見分けが難しい時は骨折と同じ処置をしましょう。
子どもの痛がる場所をまず確認し、切り傷や出血がある場合は先に水で洗い流すなどの処置をします。傷から入り込んだばい菌で治療を長引かすこともあるからです。
そして患部を出して上下の関節をまたぐようにそえぎ等を当てます。なければ、身近にあるもので代用してもかまいません。幹部が動かないように固定することが大切です。また、骨折しているかもしれない時は絶対に動かしたりしないようにし、そして固定したまま病院を受診しましょう。
特に2~3歳くらいの子どもに多いのが肘内障
(ちゅうないしょう)です。
この頃の子どもの関節はまだしっかりと出来ていないので、急に腕を押されたり引っ張られたりすることで起こり、関節が外れてしまうことを言います。急に動かさなくなったり痛がったりするようでしたら、患部を動かさないようにして病院を受診しましょう。