耳の病気|保育士キャリアスクール

耳の病気

その他の豆知識 2021年02月05日 キーワード , , ,

赤ちゃんの耳は小さくて、掃除したいけれど傷つけてしまわないか心配と思っているお母さんも多いのではないでしょうか?
そもそも耳垢は耳の穴から出た老廃物にゴミなどが混じってできたものです。

しかしその垢にも役割があるのをご存知でしょうか。

◎耳の中の薄い表皮を外部の刺激から守る役割
◎耳垢にはその成分や匂いによって虫を寄せ付けない役割
◎抗菌作用があるので耳の中で菌の繁殖を抑える役割

耳の中はきれいにお掃除したほうが良いと思っていた方も多いと思いますが、耳垢の役割を知ると完全には取り除かずに多少残しておいたほうが耳を守るには良いということもお分かりになったかと思います。
赤ちゃんは新陳代謝も良く耳垢がたまりやすくなっているので、耳の中をまめに観察してあげることを心掛けたいですね。

また、耳垢には2種類あり湿型と乾型です。

湿型はべっとりとした感じの耳垢で、日本人の2割はこのタイプだといわれています。新生児期や乳児期の赤ちゃんはほとんどこのタイプです。
乾型はさらっとしていて日本人の8割はこのタイプです。日本の赤ちゃんは1~2歳ころになると乾型に変わっていくことが多いようです。
赤ちゃんの耳掃除は綿棒をあまり奥まで入れないことが大切です。鼓膜までの距離が大人より短いからです。お風呂上りなど垢が柔らかくなったら、綿棒に少しオイルなどをつけてやさしく汚れをふき取るくらいで十分でしょう。また耳の裏も汚れがたまりやすい場所ですので一緒にお掃除してあげると良いですね。
時々黒い耳垢が出てきてびっくりするお母さんもいるかもしれませんが、それは赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいたときの羊水のゴミがたまってできたものなので、心配はありません。どうしても気になるときは耳鼻科で取ってもらうと良いでしょう。

次の症状がある場合は耳鼻科を受診することをお勧めします。

◎耳から黄色い粘り気のある液体が出てきて、かゆがっていたりするとアトピー性皮膚炎かもしれません。
◎発熱を伴っていると中耳炎の可能性もあります。また耳掃除中に出血した場合も外耳炎になる危険性もあリます。
◎耳垢が蓋ように耳穴をふさいでいる場合もお掃除をすることで奥に押し込んでしまうかもしれません。

耳掃除に不安がある場合には耳鼻科で掃除してもらうと良いですね。