こんにちは!
本日は令和4年保育士試験(前期)【保育原理】問6~問10の解答解説を行っていきます☆
是非ご参考にしてみてください♪
問6 次の【Ⅰ群】の記述と、【Ⅱ群】の語句を結びつけた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
【Ⅰ群】
A 保育の目標をより具体化したものであり、子どもが保育所において、安定した生活を送り、充実した活動ができるように、
保育を通じて育みたい資質・能力を、子どもの生活する姿から捉えたもの
B 子どもの生活やその状況に応じて保育士等が適切に行う事項と、保育士等が援助して子どもが環
境に関わって経験する事項を示したもの
C 子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助
D 子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わり
【Ⅱ群】
ア 養護
イ 内容
ウ 領域
エ ねらい
オ 教育
(組み合わせ)
A B C D
1 ア イ ウ オ
2 ア ウ イ オ
3 エ イ オ ア
4 エ ウ イ ア
5 エ ウ オ ア
回答:3
<解説>
A:保育の目標をより具体化したものであり、子どもが保育所において、安定した生活を送り、充実した活動ができるように、
保育を通じて育みたい資質・能力を、子供の生活する姿から捉えたもの
B:子どもの生活やその状況に応じて保育士等が適切に行う事項と、保育士等が援助して子どもが環境に関わって経験する事項を
示したもの
C:子どもが健やかに成長し、その活動がより豊かに展開されるための発達の援助
D:子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わり
問7 次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」に照らして、1歳以上3歳未満児の保育についての記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
1 自らの体を動かそうとする意欲が育つように、毎日決まった時間に必ず体を動かすようにすること。
2 この時期は自己と他者との違いの認識がまだ十分でないことから、子どもの自我の育ちを見守るとともに、保育士等の仲立ちにより他の子どもと多様な関わりがもてるようにすること。
3 身近な生き物との関わりについては、子どもが命を感じ、生命の尊さに気付く経験へとつながるものであることから、そうした気付きを促すような関わりとなるようにすること。
4 この時期は、大きく言葉の習得が進むことから、それぞれの子どもの発達の状況に応じて、遊びや関わりの工夫をすること。
5 身近な自然や身の回りの事物に関わる中で、発見や心が動く経験が得られるよう、諸感覚を働かせることを楽しむ遊びや素材を用意するなど保育の環境を整えること。
回答:1
<解説>
1:明るく伸び伸びと生活し、自ら体を動かすことをたのしむである。保育所保育指針に、必ず~するという内容はない。
問8 次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
この時期においては、( A )の発達により、基本的な動作が一通りできるようになるとともに、基本的な生活習慣もほぼ自立できるようになる。理解する( B )が急激に増加し、知的興味や関心も高まってくる。仲間と遊び、仲間の中の一人という自覚が生じ、集団的な遊びや( C )な活動も見られるようになる。これらの発達の特徴を踏まえて、この時期の保育においては、( D ) の成長と( E )としての活動の充実が図られるようにしなければならない。
【語群】
ア 運動機能 イ 競争的 ウ 個 エ 認知機能 オ 人間
カ 語彙数 キ 自我 ク 集団 ケ 事象 コ 協同的
(組み合わせ)
A B C D E
1 ア カ コ ウ ク
2 ア ケ イ ウ オ
3 ア ケ イ キ オ
4 エ カ コ キ ク
5 エ ケ コ キ ク
回答:1
<解説>
保育所保育指針の記載の通り
問9 次のうち、障害や発達上の課題が見られる子どもの保育に関わる条約や法律に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」は、障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁と
なるような段差などの建築物における障害物のみを社会的障壁と定義し、 その除去のための合理的配慮について規定している。
B 「子ども・子育て支援法」は、保護者が子育てについての第一義的責任を有するので、子どもの発達上の課題に関する保護者の
要望があったときのみ、社会のあらゆる分野における全ての構成員が、子ども・子育て支援における各々の役割を果たさなければ
ならないと規定している。
C 「障害者の権利に関する条約」は、障害者の社会への完全かつ効果的な参加及び包容を原則としている。
D 「発達障害者支援法」は、保育所での保育において他の児童と別に生活することを通じて、発達障害児の健全な発達が図られるよう
適切な配慮をするものと規定している。
(組み合わせ)
1○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
回答:5
<解説>
A:✕ 社会的障壁とは、障害物の他に、制度、慣習、偏見などによって障害のある方々が日常生活や社会生活を送る上で障壁となるものである。
B: ✕ 保護者の要望があった時のみではなく、常に社会のあらゆる分野における全ての構成員が子ども・子育て支援における各々の役割を果たさなければならない。
C:〇 障害のある人もない人も同じように、好きな場所で暮らし、行きたいところに行けるといった、当たり前の権利と自由を認め、社会の一員として尊厳をもって生活することを目的としている。
D:✕ 障害を持っている児童も、他の児童と同じように生活することを通じて、発達障害児の健全な発達が図られるように適切な配慮をするものと規定している。
問 10 次のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の4「保育の実施に関して留意すべき事項」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもの心身の発達及び活動の実態などの個人差を踏まえるとともに、一人一人の子どもの気持ちを受け止め、援助すること。
B 子どもが自ら周囲に働きかけ、試行錯誤しつつ自分の力で行う活動を見守るだけでなく、子どもに対して、保育士等が積極的に援助を行うこと。
C 子どもの入所時の保育に当たっては、できるだけ子ども全体に公平・平等になるように同じ対応をし、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにすること。
D 子どもの国籍や文化の違いを認め、互いに尊重する心を育てるようにすること。
E 子どもの性差や個人差にも留意しつつ、性別などによる固定的な意識を植え付けることがないようにすること。
(組み合わせ)
A B C D E
1 ○ ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ○ ×
3 ○ × × ○ ○
4 × × ○ ○ ×
5 × × ○ × ×
回答:3
<解説>
A:〇 保育所保育指針に記載がある。
B: ✕ 自分の力で行う活動を見守りながら適切に援助することと記載がある。
C:✕ 入所児時の保育に当たっては、できるだけ個別的に対応し、子どもが安定感を得て、次第に保育所の生活になじんでいくようにすると記載がある。
D:〇 保育所保育指針に記載がある。
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