こんにちは!
本日は令和4年保育士試験(前期)【保育実習理論】問16~問20の解答・解説を行っていきます☆
是非ご参考にしてみてください♪
問 16 次のうち、「保育所保育指針」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「教育課程」という用語の記載はない。
B 「カリキュラム・マネジメント」という用語の記載はない。
C 「保育教諭」という用語の記載はない。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ○
2 ○ ○ ×
3 ○ × ×
4 × ○ ○
5 × × ×
解答 1
A:◯ 適切です。
B:◯ 適切です。
C:◯ 適切です。
問 17 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
H保育所の保育士として、4月に2年目となるP保育士は、保育士としての専門性を高め、生涯にわたって成長し、保育士として働き続けたいと考えている。
【設問】
次のうち、P保育士の行動として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 日々の保育の内容や実践の方法について振り返る。
B 自分自身のキャリアを考え、自らの職位や職務に合った能力を身につけるための研修を受ける。
C 保育士と看護師、調理員、栄養士等は、それぞれ異なる専門性をもっているので、職務内容には関与せず、個別に保育の質の向上に取り組む。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ×
2 ○ × ×
3 × ○ ○
4 × ○ ×
5 × × ○
解答 1
A:◯ 適切です。
B:◯ 適切です。
C:× 個別に保育の質の向上を図るのではなく、相互に協力し合う必要があるため問題文は不適切です。
問 18 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
K保育士は、5歳児クラスを担当している。「保育所保育指針」を読み返していたところ、第2章「保育の内容」3「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」エ「言葉」には「子どもが生活の中で、言葉の響きやリズム、新しい言葉や表現などに触れ、これらを使う楽しさを味わえるようにすること。その際、絵本や物語に親しんだり、言葉遊びなどをしたりすることを通して、言葉が豊かになるようにすること。」という記載があった。そこで、クラスの子どもと一緒に「回文」を探して、言葉遊びを楽しむことにした。
【設問】
次の言葉遊びのうち、「回文」の例として、正しいものを一つ選びなさい。
1 イチゴ ゴリラ ラッパ パイナップル …
2 さよなら さんかく また きて しかく
3 なまむぎ なまごめ なまたまご
4 たけやぶやけた
5 ちゅう ちゅう たこかいな
解答 4
回文とは始めから(通常通り)読んだ場合と終わりから(通常とは逆に)読んだ場合とで文字ないし音節の出現する順番が変わらず、なおかつ、言語としてある程度意味が通る文字列であるため、「4たけやぶやけた」が適切です。
問 19 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
児童養護施設での実習初日を終えたSさん(大学生、女性)は、その日の振り返りで施設の実習担当保育士に次の内容を話した。Tさん(16 歳、女児)が帰宅した際に、Sさんと目が合ったものの、無視する様子がみられたので、Sさんは挨拶をせず、その後も自分から話しかけることはなかった。保育士がその理由を聞くと、Sさんは、「Tさんがあからさまに私と距離をとろうとしていたので、話しかけられたくないのだと判断しました」と答えた。
【設問】
次のうち、実習担当保育士の実習生への対応として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 「Tさんは本当に無視したのかな?」と、Sさん自身の解釈を振り返るように促す。
B 「あなたはTさんの気持ちを尊重したのね」と、SさんがTさんに話しかけなかったことを評価する。
C 「あなたがその時に『はじめまして、実習生のSです』と自己紹介したら、Tさんはどう感じたかな?」と、Tさんへの理解を深めるための質問をする。
(組み合わせ)
A B C
1 ○ ○ ×
2 ○ × ○
3 × ○ ○
4 × ○ ×
5 × × ○
解答 2
A:◯ 適切です。
B:× 話しかけなかったことを評価するのは不適切です。
C:◯ 適切です。
問 20 次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Qさん(14 歳、女児)は 10 歳の時に両親からのネグレクトを理由に児童相談所に保護され、里親委託となった。4年間、Pさん(50 代、女性)が養育里親として養育している。Pさんは、Qさんとの信頼関係が十分に形成されていると考えていたが、最近、Pさんに対して「どうせ親じゃないんだから、ほっといて」といった発言など、反抗的な態度を示すことが多い。また、無断外泊などを行うようになっている。Pさんは、Qさんの養育に自信をなくしている。Pさんの夫はPさんに対して「そんなに大変ならやめればいい」と伝えた。Pさんは困り果てて、担当の里親支援専門相談員に相談した。
【設問】
次のうち、里親支援専門相談員の対応として、最も適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。
A Qさんの素行の悪さを理由に、委託解除を検討する。
B Qさんが何らかの葛藤や困難を抱えていると考え、Qさん本人から話を聞く。
C Pさん夫妻がQさんの状況をどのようにとらえているのか考えを夫婦で共有してもらうとともに、協力して養育に取り組むよう促す。
D Pさんには里親としての能力がないと判断し、研修の受講を提案する。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
解答 3
A:X
B:◯ 適切です。
C:◯ 適切です。
D:X
BやCの対応の仕方が適切であるため、A及びDの対応は不適切です。
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