保育士資格を取得したい、保育士になりたい方を応援するサイト

（計測結果および現在の状態）

現在の体重6.0kg、身長61cm。出生時は、体重2.8kg、身長48cm、頭囲32cmであった。首はすわり、寝返りはでき、支えると座れる。あやすと反応し、時には声を出して笑う。離乳は開始しており、すりつぶしたかゆや野菜を機嫌よく食べる。母子健康手帳の成長記録をみると３パーセンタイルを超えている。

1. Ａ　鼻をかむときには、片方の鼻をきちんと押さえ、口を閉じて、片方ずつかむようにする。
2. Ｂ　おむつを尻の下に差し込むときは、両足首を持ち上げて手早くお尻をあげ行う。
3. Ｃ　子どもにとって、口に水を入れ、ブクブクし吐き出すうがいは、上を向いて「あー」と声を出して吐き出すうがいより難しい。
4. Ｄ　保育所での歯みがきは、衛生効果を上げるため、年齢を問わず保育者が行う。
5. Ｅ　手洗い後の手拭きには、個人用タオルか使い捨てのペーパータオルなどを使用し衛生面に配慮する。

（組み合わせ）

1. Ａ　外遊びは、朝の涼しい時間帯や、日陰で行うのがよい。
2. Ｂ　こまめな水分補給は、熱中症の予防になる。
3. Ｃ　日射しが強い時の外遊びでは、白色系の素材の衣服は避けるようにする。
4. Ｄ　冷房や扇風機の風が、十分に子どもにあたるよう配慮する。

(組み合わせ)

1. Ａ　睡眠中の状態には、レム睡眠とノンレム睡眠がある。
2. Ｂ　レム睡眠では、夢を見ていることが多い。
3. Ｃ　睡眠全体に占めるノンレム睡眠の割合は、思春期以降加齢とともに減少する。
4. Ｄ　睡眠覚醒リズムの調節には松果体から分泌されるメラトニンが関係している。

（組み合わせ）

1. Ａ　爪かみ、指しゃぶり、鼻ほじりは、この障害の症状に含まれる。
2. Ｂ　常同的な自傷行為には、反復する頭打ち、顔叩き、目を突く行為などが含まれる。
3. Ｃ　精神遅滞に伴って出現することが最も多い。

（組み合わせ）

1. Ａ　アメリカ精神医学会が作成した診断基準（ＤＳＭ－５）では、症状のうちいくつかが12歳になる前から存在していたことが条件になる。
2. Ｂ　症状の一つに衝動性がある。
3. Ｃ　落ち着きのなさを保育者が頻繁に叱責することにより、自尊心が育ちづらくなる。
4. Ｄ　注意欠如・多動症の症状に有効な薬物が存在する。

（組み合わせ）

1. Ａ　侵襲的な検査には、血液検査、脳波検査、超音波検査などがある。
2. Ｂ　抗てんかん薬のバルプロ酸やカルバマゼピンでは、定期的に血中濃度を測る。
3. Ｃ　甲状腺機能低下症では、意欲低下、注意集中困難、思考の遅延がみられる。
4. Ｄ　てんかんなどのけいれん性疾患では、脳波検査で棘波、棘徐波が出現する。
5. Ｅ　頭部のＣＴ検査やＭＲＩ検査などにより、脳の画像診断を行う。

（組み合わせ）

【事例】

４歳のＭ君は、６か月前から保育所に通っている。Ｍ君の母親は、担当保育士にＭ君が危険な行動を頻繁にすることを訴えた。例えば家では高いところから飛び降りたり、ガラス戸に突進したり、外出時も車の方に駆け出すなどをするという。保育所では、現在までに訴えのような危険な行動は見られず、発達については特段の問題はないと捉えている。

【設問】

次のうち、担当保育士が行うべき対応について適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

1. Ａ　お迎えの場面での母親に対する子どもの行動をよく観察する。
2. Ｂ　母親に育児について他に困っていることがないかを尋ねる。
3. Ｃ　現時点では地域の支援機関を検討する必要はない。
4. Ｄ　保育所では問題行動がないので、危険な行動は気にしないように母親に伝える。

（組み合わせ）

1. Ａ　熱が高いほど重症であるため、ただちに保護者に連絡する。
2. Ｂ　幼児期は、環境温度によって体温が左右されやすい。
   
3. Ｃ　幼児期は、熱性けいれんをおこしやすい。
4. Ｄ　発熱を確認した場合は、すみやかに解熱剤を使用する。
5. Ｅ　熱が高いときは、本人が暑がっている場合でも厚手の衣類、寝具にする。

（組み合わせ）