寒い季節になると赤ちゃんのほっぺたが赤くなっていることありませんか? 寒い外から暖かい部屋に入った時にも赤くなることがあります。それは気温の差によるものです。毛細血管は寒いところでは収縮し暖かいところでは膨張します。
赤ちゃんの皮膚は大人の半分しかないので寒いところから暖かい場所に移動すると、毛細血管が膨張して血流が良くなり、ほっぺたが赤く見えるのです。
ほっぺたが赤くなる一番の理由は乾燥していること
胎内でお母さんからもらったホルモンも皮脂の分泌量も減っていきます。そのため肌が乾燥してしまいます。
カサカサに乾燥した皮膚は少しの刺激でもかゆみの原因になってしまいます。悪い刺激が重なると湿疹が出るなど状態は悪くなってしまいますので、よだれや食べこぼしなどはこまめにふき取ってあげましょう。また、乾燥の最大の予防策は保湿してあげることです。
だだ、病気の可能性もありますので赤ちゃんの状態をよく観察しましょう。
病気が原因の場合は発熱によるものもあります。その場合は他に鼻水や咳などの症状もあるかもしれませんので風邪かどうかお母さんが判断してあげてください。
ほっぺたが赤くなる病気にリンゴ病があります
ウイルスによるもので飛沫感染で人にうつることもありますが、ほっぺたが赤くなるころには感染の力は弱まっています。
一度かかると次に感染する心配はありませんが、既往症として母子手帳に控えておくと良いですね。
また、ほっぺたがジュクジュクしていたりすると、とびひの可能性もあります。掻いた手でほかの部位を触ったりすると感染していきますので、注意が必要です。
乾燥によるカサカサはいろいろなトラブルをまねく恐れがありますので、しっかりと保湿をして健康な肌で過ごしたですね。