食中毒の予防法|保育士資格取得スクール

食中毒の予防法

その他の豆知識 2021年11月26日 キーワード , , , ,

季節に関わらず気をつけていきたい食中毒。注意する点や身近にある細菌・ウイルスを 紹介します。今後の生活の参考にしていただけたらと思います。

食中毒予防の三原則をご存知でしょうか?
「つけない」「増やさない」「やっつける」です。
気温が高くなってくる時期こそ、ウイルスや細菌から子どもを守りたいですよね。
食中毒の予防は、普段の生活の中で予防することができます。
基本は手洗いです。手には雑菌がたくさんついています。食べ物に「つけない」ようにしっかりと洗いましょう。細菌は気温や湿度の高いところを好みます。「増やさない」ためには、必要に応じて食品を冷蔵庫に入れるようにしましょう。火を通すことで死んでしまう菌もあるので「やっつける」にはしっかりと加熱調理をしましょう。
また使用する調理器具や布巾などの消毒やキッチンを清潔に保つように心がけたいですね。

ここで、身近な細菌やウイルスそして寄生虫の一部を紹介します。

カンピロバクター(豚肉・牛肉・鶏肉)
特に注意が必要です。75 度以上で1分以上加熱すると殺菌されます。
サルモネラ菌(豚肉・牛肉・鶏肉)
特に注意が必要です。75 度以上で1分以上加熱すると殺菌されます。
・腸管出血性大腸菌(豚肉・牛肉)
特に注意が必要です。75 度以上で1分以上加熱すると殺菌されます。
アニキサス(魚)
特に注意が必要です。魚の内臓に寄生し魚が死んでしまうと内臓から身に移動します。
家庭の冷凍庫で48 時間以上冷凍、もしくは60 度以上で1 分以上加熱すると死滅します。
ウエルシュ菌(豚肉・牛肉・鶏肉)
特に注意が必要です。熱に強いので加熱しても死滅しない。
セレウス菌(豚肉・牛肉・鶏肉)
特に注意が必要です。土の中などにいる細菌。土のついた野菜などにも注意が必要です。
熱に強いので加熱しても死滅しない。

子どもたちを食中毒から守るために「つけない」「増やさない」「やっつける」を心掛けて安心で安全な食卓にしましょう。

参考~~子どものごはんの悩みをなくす~~