溶連菌感染症について|保育士資格取得スクール

溶連菌感染症について

その他の豆知識 2020年11月13日 キーワード , ,

子どもがのどの痛みを訴えたとき、そのほとんどは、ウイルスや細菌に感染して炎症が起きています。ウイルスによるものが多いようですが、溶連菌という細菌によるものは溶連菌感染症といい、子どもがよくかかる病気の一つです。

溶連菌という細菌によるものは溶連菌感染症といい、

子どもがよくかかる病気の一つです。

主にのどに感染して、のどの腫れや痛みに続いて扁桃に炎症が見られ、小さな赤いブツブツを伴う症状の出る病気です。
潜伏期間(2~5日)ののち、症状が出始め発熱やのどの痛み、イチゴ舌(舌にブツブツができる)や体や手足に赤いブツブツが出ることもあります。3歳未満では熱は上がらないことが多いようです。

上記のような症状が認められたら、病院で検査を行うことができますので心配な場合はお医者さんに相談してみましょう。
病院でお薬が処方されたら必ず最後まで飲み切りましょう。きちんと菌を退治しないと合併症(リウマチ熱や急性糸球体腎炎)のリスクもありますので熱が下がったからといって勝手にお薬をやめることのないように気をつけましょう。

溶連菌は、飛沫感染によって誰かにうつす可能性もありますので、一緒に過ごす家族、特に兄弟には注意しましょう。
のどの痛みのあるうちは、のどごしの良い物や消化の良いものを食べましょう。無理に食べれない場合は水分だけでもしっかりと摂れるようにしてあげてください。

登園や登校の時期について気になるときは、主治医に確認しましょう。元気になったからといっても、お薬は必ず飲み切るようにしてくださいね。
念のために尿検査も受け合併症の危険性がないか確認しましょう。