正しく褒めれば子どもは伸びる!上手な褒め方とは|保育士資格取得スクール

正しく褒めれば子どもは伸びる!上手な褒め方とは

育児・子育て 2023年04月10日

子どもの成長をサポートする上で、「褒める」ということはとても重要です。

保育中にも子どもたちを褒める場面はたくさんあります。
こちらでは、効果的なお子さんの褒め方をご紹介しましょう。

子どもを褒めることは心身のサポートに重要不可欠!

「子どもは褒めて伸ばす」

なんていう言葉が昔からありますが、保育士はもちろん、保護者の方がお子さんと接する上でもとても重要になります。
では、なぜ子どもは褒めるとよいと言われるのでしょうか。

①子どもの自主性が育つ

子どもは、褒められることで喜びを感じます。子どもは、小さなことでも褒めてあげると自主性が育ち、また褒められたいという気持ちになるのです。そのため、自主的にお手伝いや宿題などができる子どもになります。

②子どもの自己肯定感が高まる

子どもは、大人から褒められると自分のことを見守ってくれている、自分の存在を認めてくれている、などと感じ自己肯定感も高まっていきます。

自己肯定感が高まれば、自分自身のことを大切にできますし、保護者の方やお友だちに対しても思いやりを持って接することができるようになるでしょう。

③子どものチャレンジ精神が育つ

子どもは、上手にできたことを褒められると成功体験として記憶していきます。蓄積された成功体験によって自信をもってさまざまなことに挑戦することができるようになるのです。

たとえ失敗しても頑張った過程を褒めてあげることで、失敗しても大人が見守ってくれると安心して次のチャレンジができるようになるでしょう。

子どもを褒めるときのポイント

周囲の大人は具体的に子どものどんなことを褒めればよいのでしょうか。

以下のポイントを参考にして、ぜひお子さんをたくさん褒めてあげてください。

①良かった部分を具体的に褒める
②褒めるだけでなく、できたことを一緒に褒める
③結果だけでなく過程も褒める
④失敗しても過程やできた部分を褒める
⑤他の人とは比較しない

なんでもかんでも褒めるのはNG!

子どもは、褒めることで心身ともに成長していきます。

しかし、なんでもかんでも褒めるのはNGです。
お子さんは褒められ続けると「褒め待ち」の状態になってしまいます。褒められることにだけ挑戦し、褒められることを待ってばかりになってしまう可能性があるのです。

お子さんがさまざまなことに自信をもってチャレンジするように褒めることで育てるには、保護者の方がしっかりと褒めるポイントを見極めてお子さんを伸ばすようにすることが大切であるといえるでしょう。