子どもの歯磨きはいつから始めたら良いのでしょうか?
歯磨きを嫌がったり、仕上げ磨きをさせてくれなかったりと、歯磨きで悩むお母さんは多いかもしれませんね。
ついつい根負けして「今日はいいから明日からね」なんて思うかもしれませんが、その積み重ねが虫歯や歯周病につながる恐れがあります。
一生お付き合いする大事な歯ですから小さい時から「歯磨きは楽しいよ」と、親子で一緒に楽しむ習慣ができると良いですね。
歯磨きのスタートは6ヶ月~1歳くらいが目安
この頃は唾液の消化作用で十分に清潔に保てるので、歯ブラシになれる事から始めてみましょう。
自分で磨く「自分みがき」とおうちの人が磨く『仕上げみがき」を並行して行ってみてください。
早いうちからマイ歯ブラシになじんでいれば、ひとりみがきへの移行も無理なく行えますよ。
とはいってもお口を開けてじっとしているのは子どもにとって退屈なこと。
大切なことは「歯磨きは楽しいよ」と感じさせること。
ここで、上手な仕上げみがきのコツをご紹介します。
◎ 楽のしい!と感じる雰囲気をつくりましょう。
◎ 磨いた後は、いっぱい褒めてあげましょう。
◎決まった時間に繰り返し習慣にしましょう。
◎眠い時、疲れている時は無理をしない。
「むし歯菌」「糖分」「環境」「時間」この4条件がそろうと、むし歯ができます。
砂糖=むし歯の原因は大きな誤解
歯みがきをしっかり行ってむし歯菌を退治しておけば甘い物を食べてもむし歯になりにくくなるのです。
また、おやつを食べるタイミングでもむし歯予防ができるそうです。
普段は中性に近いお口の中も、物を食べると酸性になります。
唾液の働きで口の中は中性に近づこうとしますが、間食が多いと唾液が間に合わず、お口の中は酸性状態になりむし歯になりやすくなるのです。
おやつを食べるときは食事と一緒に取ったり、時間を決めたり、ダラダラ食べることは注意をしたいですね。
むし歯になりにくいおやつと、むし歯になりやすいおやつについて
いつまでもお口の中に残るようなアメやチョコレートは要注意です。
チーズやナッツはお口の中を酸性にしにくい食べ物。甘い物でも口の中をさっと通り過ぎるゼリーなどもむし歯を作りにくい食べ物です。
子どもの歯みがきは嫌がるからと言ってそのままにしてよい問題ではありません。
子どもが嫌がるのはなぜかな?色んなことを試してみて、楽しく歯みがきが出来る環境を整えてあげてください。
きっと歯みがきが好きになってくれることでしょう。