乳幼児期の「甘えさせること」の大切さ|保育士キャリアスクール

乳幼児期の「甘えさせること」の大切さ

育児・子育て 2022年09月02日 キーワード ,

乳幼児期はたっぷりと甘えさせてあげてください。
赤ちゃんの頃からお母さんにしっかり甘えて、自分が愛されている!と実感することで「基本的信頼感」が育まれ、自分に自信を持つと同時に、他者に信頼や共感や思いやりを持つことができるようになります。

基本的信頼感が乳幼児期に育つかどうかが子育てにおいてとても重要です。

基本的信頼感は子どものしつけをするうえでも欠かせません。

なぜなら人を信頼し共感できる子どもは母親の決めたルールを守ろうとし行動できるからです。
そして母親の気持ちを思いやることができて、自分の思いも我慢できるようになるのです。
これが人を信じ友達を作る力になっていきます。

生後6か月くらいになるとママの姿が見えなくなると泣いたり、後追いしたりするようになります。このような行動は、母親などの特定の養育者と離れたくないという欲求があるからです。

これを「愛着」といい母親がこの愛着行動を十分に受け入れることで、お母さんを安全基地として、探索活動を始めるのです。

最初のうちは不安な表情を見せていますがそのうち母親の姿が見えなくても安心して過ごせるようになります。
保育園や幼稚園で楽しく遊べるのは愛着関係がしっかりと整っている証です。
そうして子どもはお母さんから離れ自立へ向かうことができるのです。

甘えには2つあります。

◎「いい甘え」を「甘えさせる」といいます。

◎「悪い甘え」を「甘やかす」といいます。


「甘やかす」というのは子どもが望む前に親が与えてしまったり、無条件に子どもの欲求を受け入れてしまうことです。
それでは子どもは自立に向かうことはできません。

「甘えさせる」というのは子どもの気持ちに寄り添い自立に向けてある程度の制限や条件を付けていくことです。

二つの違いを知ることが大切なのです。

幼児期には甘えがわがままにならないように子どもの要求には決まりやルールを決めて答えていくことが大切です。
子どもの要求には耳を傾けながらも上手に甘えさせてあげる、そんな工夫をして気持ちに寄り添ってあげられるといいですね。