「いい脳」を作るひみつ|保育士資格取得スクール

「いい脳」を作るひみつ

育児・子育て 2021年10月08日 キーワード , ,

 「いい脳」に育つための取り組を、ぜひ参考にしていただければと思います。

幸せになれる「いい脳」とは、子どもが将来大切な場面で自分の力を十分に発揮できる脳のことを言います。そんな子どもに育ってほしいと親なら誰しもそう思うのではないでしょうか?

では、幸せになれる「いい脳」を作るにはどのようにすれば良いのでしょうか?

神経信号は脳や脊髄の中で神経細胞を刺激し信号を伝えます。その信号が正しく滞りなくいきわたる脳のことを「いい脳」と言い、脳の神経信号を正しく伝えるには「脳内ホルモン」が重要な役割をしています。

「いい脳」とは、脳内ホルモンがしっかり分泌されている脳のことを言います。

いい脳を作るには脳内ホルモンを分泌させること

脳内ホルモンをたくさん分泌させるには生活習慣を見直すこと。

まずは次に上げる身近な事から始めてみましょう

①「早寝」は記憶力・集中力・展開力の鍵・脳は寝ている間も毒素を出し、起きている間に得た情報を整理したり、記憶させたり、免疫力を高めるなどの役割を果たしながら忙しく働いています。そこから記憶力や集中力や展開力のもととなる知恵やセンスを抜き出して神経回路に定着させるのです。つまり、記憶力・集中力・発想力は良い眠りがもたらしてくれます。良い眠りを作るには眠りのホルモンメラトニンをたくさん分泌することです。メラトニンは暗くなると出てくるホルモンで、夜の10時~2時に多く分泌されます。成長ホルモンもこの時間に出ますので遅くまで起きていると身長の伸びにも影響があるでしょう。「いい脳」を作るには幼児期から早く寝る習慣をつけておくといいですね。

②「早起き・朝ごはん」は感情・達成感・意欲のカギ・朝の光を浴びると脳内ホルモンのセロトニンが分泌されます。脳全体に神経信号を巡らせ気持ちよい目覚めとともに、1日中穏やかな感情をもたらせてくれるホルモンです。達成感も得られやすくなり、意欲も衰えない一日を過ごすことができます。セロトニンの分泌にはバランスの良い朝食をとることも大切です。そして日中に適度な運動も取り入れてみましょう。ウォーキングなども脳の活性化に繋がるそうですよ。

生活習慣を見直して「いい脳」を作っていきましょう。