挑戦する力とあきらめない力とどちらも幼児期に身に付けてほしいと親なら誰しも思うで しょう。
なんでも挑戦して頑張る子どももいれば、できないといってすぐに投げ出してし まう子どももいるかと思います。
それはその子の生まれ持っている性格の場合もありますが、普段何気なく接している大人 の言動や態度が原因の場合もあります。
子どもが持ついろいろなことに対しての好奇心は 親にとっては、してほしくないことが多く、『そんなことしないで!』など、子どものや る気を奪うような言葉をかけていることが多いようです。 そういうことが繰り返されることで子どもはどんどんやる気を失くし、興味すら持たなく なってしまいます。
子どもの小さい頃のこのような経験が今後の子どものやる気に大きく 影響していくと言われています。
挑戦する力をつけるには興味や自信をつけさせてあげること。 子どもが興味をもってしようとしたことを見守りながら後押しをしてあげてください。
そして出来たことを褒めて、できなくてもそれまでの過程を褒め自信へとつなげていってあげてください。
そして、何よりも大人が子どもの気持ちに寄り添い、共感の気持ちをもつ事が大切です。
子どもは大人に認めてもらうことが何より嬉しく、次もまたやってみようという意欲に繋がっていくでしょう。
諦めない力を身に付けるには、まずはできるような小さな目標を立ててスタートしましょう。また、子どもは何でも直ぐにうまくできるようにはなりません。
少しずつの積み重ねが大切です。
そしてできた時には満足と達成感を感じることでしょう。
少しの失敗でも成 功体験が上回っていれば、失敗を乗り越える力にもなります。
大人は子どもが目標を乗り越えるために頑張ってきた努力と過程を評価して、褒めてあげましょう。そうすることで子どものやる気はどんどんと増していきます。
挑戦する力やあきらめない力を伸ばしてあげるには、幼少期からの大人のかかわりが大切になってくるのです。
