前回は、『怒る』と『?る』の違いについてお話をし『?る』事は、相手の事を考えてより良くなってほしいという思いが込められているとお伝えしました。
ですが、『子どもの為に・・』と思っている行為でも?り方を間違ってしまうと、子どもにとって苦痛でしかありません。
そこで今回は、?る時に気をつけるべきことについてお話をさせていただきます。
子どもを?る時のポイント
先ず始めに、子どもを?る時には気持ちが高揚している状態ではいけません。
自分自身が冷静になってからにしましょう。理由としては、感情が高揚している時には『?る』ではなく『怒る』になってしまうからです。
冷静になってから子どもに何を伝えるべきか頭の中で整理をし、話が長くなってしまわない様にポイントを絞って『何がいけなかったのか』『どうすればよいか』を簡潔に伝えよる様にしましょう。
決して『手を出す』『人格否定をする』『大声で怒鳴る』様な事はしないでください。
この3つの行為は子ども達の心に大きな『傷』をつけてしまい、『何故自分は?られ・何がいけなかったのか』という本来伝えるべき理解へとは繋がっていきません。
また、?った後で大切な事は必ずフォローをする事です。
大人の方がいつまでも気持ちを引きずっていてはいけません。
気持ちを切り替え子どもが?られた事で落ち込んでいたり、泣いてしまったりした時は、ギューと抱きしめてあげましょう。フォローをしっかりとする事で『自分は愛されている』と安心することができます。
安心と信頼を寄せている親から言われた言葉は、子ども達も素直に受け入れてくれることでしょう。