子どもの最初の反抗期=イヤイヤ期。
イヤイヤは子どもの意思の芽生えです。
親からの自立。
本当なら喜んであげたい所ですが、実際イヤイヤ期を迎えて途方に暮れるお母さんも多いのかもしれませんね。
脳には”欲求を制御する働き”をする箇所があります。
欲しいものを我慢したり、公園で遊具の順番を守ったり成長と共にできるようになっていくのですが、3歳くらいまではまだ脳が発達していないのです。
2歳を迎えて自我が芽生えてくると自分の思いを理解してもらえないと癇癪を起します。
そうです!
まだ脳が欲求を我慢できるまで発達していないのです。
これがイヤイヤ期を起こす正体なのです。
とはいってもイヤイヤ期はいつまで続くのかお母さんたちも辛いですよね。
大丈夫です。長く続くことはありません。
3歳を過ぎると脳も発達して、自分で感情をコントロールできるようになります。もう少しの辛抱です。
イヤイヤ期には「リピート・クエスチョン・リクエスト」の手法が役立つと言われとぃます。
子どもの言った言葉を繰り返して(リピート)感情を受け止めます。
そして3歳を過ぎているなら「どうしたいの?」と質問(クエスチョン)を問いかけ子どもに考えさせます。
自分でどうしたいか分からない年齢の場合は、おうちの方が多くの選択肢を用意し子どもに選ばせてあげましょう(リクエスト)。
この順序を踏むことで子どもは自分から考え行動する力を育てることができます。
それでも叱りたくなったら・・・
お母さんも時には感情的になったりします。
そんな時は次の事に気をつけながら?るようにしてみましょう。
◎目をそらして叱ってみる。
叱るときは子どもには「怖い」印象しか残りません。目を少し逸らして言うくらいで十分なのです。
※本来は目を見てしっかりと伝えなければいけませんが、感情的になってしまっている場合の対応として、敢えて目を逸らす様にします。
◎最初に言った言葉を繰り返す。
叱るときは言葉がどんどんエスカレートしていきます。
今どうしてほしいのかを伝えるには最初に言った言葉を繰り返すと言い過ぎを防ぐことができます。
◎注意するのは3回まで
子どもは1回目で声を意識し、2回目で誰が話しているのか気づき、3回目でようやく理解できると言います。