子どもが虫に刺された時の対処法|保育士資格取得スクール

子どもが虫に刺された時の対処法

育児・子育て 2021年10月01日

虫の行動が活発な季節になると、気をつけていてもいつの間にか刺されていることってありますよね。刺された虫によって起こる症状や対応方法が違うので、参考にしていただけたらと思います。 

子どもが虫に刺された場合のほとんどが、それほど大きな影響はありませんが虫の種類によっては注意が必要な場合もあります。 

では、どのような時に注意するべきなのでしょうか? 

○蚊 

刺されるとすぐに発疹ができ痒くなる反応と1〜2日後に症状が出る反応があり、年齢によってあらわれ方が変化する場合があります。また蚊は日本脳炎、デング熱・マラリアなど感染症の媒体にもなるので注意が必要となります。 
蚊に刺されたら流水で洗い、薬局などに売られている市販の虫刺されの薬を使用します。 

症状が強い場合は冷やしたり病院を受診したりしましょう。気を付けなければいけないのが、不衛生な状態の爪や手でかきむしってしまうと感染症を起こし、場合によってはとびひになってしまうこともあるので、刺された所はなるべくかかないようにしましょう。 

○毛虫 

毛虫の毛に触れると徐々に激しい痒みや痛み、水疱を伴う発疹が表出するなどの目立った症状が現れます。毛虫をさわってしまった場合は患部を直接触らないように、皮膚についている毛をテープなどでとってから流水でしっかり流しましょう。 

また、服に毛が付いている可能性があるため着替えも必要です。 

○蜂 

蜂に刺された場合、アナフィラキシーという重篤なアレルギー反応を起こし最悪の場合死に至ることもあります。 

・全身にじんましんが広がる 
・顔色や意識の状態が悪くなる 
・呼吸が苦しくなる 
・腹痛、嘔吐 

上記に挙げた症状が見られる場合はすぐに救急車を呼びましょう。 

多くの虫刺されは軽い部分的なアレルギー反応を起こすのみなので、それほど焦る必要はありません。 

ですが、注意の必要な虫もいるので虫が多く生息する場所に出かける場合は、できるだけ皮膚が露出する面積を少なくする、虫除け剤を用いるなどの工夫をすると効果的です。