「睡眠」について|保育士資格取得スクール

「睡眠」について

育児・子育て 2022年07月29日 キーワード

子どもの成長に欠かせない睡眠。
乳幼児期から思春期にかけて成長ホルモンによって急激に成長します。
特に乳幼児期に十分な睡眠をとることで脳や体の発達だけではなく生活リズムも安定させるためとても重要なのです。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。

「レム睡眠」のときは記憶や感情を整理しているといわれていて、その日学習したことの理解を深めたり記憶として定着させるなど脳の発達に大きくかかわってきます。
赤ちゃんの時はこのレム睡眠が多いので目覚ましい成長を感じるのはそれだけ脳が発達しているということなのです。

「ノンレム睡眠」は深い眠りと言われており、成長ホルモンがもっとも盛んに分泌されます。
成長ホルモンは筋肉や骨の成長、脳内の神経ネットワークの形成などに役立つといわれ著しく成長する乳幼児にとって欠かせないものと言えるでしょう。

赤ちゃん〜児童の睡眠年代別にみるとどのくらい必要なのでしょうか?

生後0~3か月・・・14~17時間

昼夜の区別がまだつかない時期です。

生後4~11か月・・・12~15時間

徐々に睡眠リズムが整う時期です。

1~2歳・・・11~14時間

昼寝の時間が短くなってきます。

3~5歳・・・10~13時間

昼寝の時間が少なくなったり、無くなったりする時期です。

6~13歳・・・9~11時間

夜型の生活になりがちな時期です。睡眠時間確保できるように、大人が環境を整えてあげあげましょう。

良い眠りにつくためには睡眠の質を上げることが大切です。
必要な睡眠時間を確保することはもちろんのこと、毎朝決まった時間に起きて朝日を浴び体内時計をリセットすることや眠りやすい環境を整えることや昼寝の時間を調整して夜に寝れる時間を作ることなど、質の良い睡眠をとれるようにしていきたいですね。