引き戸での怪我を防ぐ|保育士資格取得スクール

引き戸での怪我を防ぐ

育児・子育て 2021年07月01日 キーワード , , ,

 生まれたばかりの赤ちゃんは寝ていることがほとんどでしたが、寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、ひとり歩きと目まぐるしい成長を見せてくれます。そんな成長を見ることは家族にとっても嬉しいことですよね。 その反面、行動範囲が広がったことで危険なことにも直面する確率も増えてきます。 

残念なことにどれだけ気をつけていても家庭で起こる事故は多いといいます。その中でも、引き戸で指を挟んでしまう事故があり、触るとドアが開いたり閉まったり赤ちゃんは興味津々です。勢いよく閉まってしまった時に、指を詰めないかと冷や冷やした経験をお持ちのお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 

もし、引き戸で指を詰めてしまった時は

次の4つことに注意し赤ちゃんと指の状態を確認しましょう。 

①先ずは、赤ちゃんは泣いているか
②血が出たり腫れたりしていないか
③爪が割れたりはがれたりしていないか
④握ったり開いたりした時に手や指は動くか、触ると痛がっていないか 

挟んだ個所を見て特に傷や腫れが見られず、赤ちゃんがすぐに泣き止むようであれば保冷剤でなどで幹部を冷やして、心臓より高い位置に持ち上げるようにして様子を見てあげましょう。 出血があったり爪がはがれたり、腫れてきたり手や指が動かないときはすぐに病院を受診しましょう。 

子どもの好奇心はいろいろなところに向きます。ある程度は見守ってあげたいですが大きな事故や危険につながることには事前に対策が必要です。 

危険な扉や引き戸の怪我を防ぐために「ドアロック」などの危険防止グッズもあります。また「引き戸ダンパー」と言って閉じる間際に減速して勢いよく閉まることを防いでくれる商品もあるようです。 

また開き戸の蝶番側の指挟み防止には「フィンガーアラート」と呼ばれる樹脂素材でできたアイテムもあるようです。 

またドアロックなど見た目を気にするお母さんにはドアを完全に閉めない状態で挟み込むだけで指詰めを防止してくれるような「ドアストッパー」などもありますので用途に合ったお気に入りのものを選んで危険防止に役立てられるといいですね。