子どもがテレビの真似をする影響と楽しみ方|保育士資格取得スクール

子どもがテレビの真似をする影響と楽しみ方

育児・子育て 2023年08月20日 キーワード , , , , , , ,

テレビを通して学んだり覚えたりすることってたくさんありますよね。
でも真似して欲しくない内容もあったりしますよね。
テレビをどう活用していけばよいかの参考にしていただけたらと思います。

子どもがテレビの真似をしている姿をみたことはありませんか。

良いことも悪いことも覚えてしまうのでテレビを見せない方が良いのかなと迷うお母さんも多いかもしれません。

子どもは本来見たものを真似る性質があると言われています。これはモデリングと言って、子どもが将来大人になった時のふるまいなどに影響を及ぼします。その為、今の子どもの成長には必要で重要な発達の過程なのです。

子どもはお母さんや周りの大人をよく観察しています。身近な大人が子どものモデルとなって日常生活の中でお手本を見せることで、同じように真似をし結果色々な事が身についていきます。

また、テレビには日常生活では感じることのできない体験をすることができ、一瞬で違う国に行く事ができ、その中で言葉の違いや目の色の違いなど普段では経験の出来ないことにも出会います。もしかすると興味を持って外国語を話始めるようになるかもしれません。子どもの興味や関心がどんなところにあるのか知るきっかけにもなりますね。

そんなテレビも長時間見せていると依存症になる
可能性もあります。

何よりも懸念されるのはコミュニケーションの不足です。

テレビを見せることでお母さんとの会話が不足しコミュニケーション能力の発達に支障をきたす可能性も出てきます。

テレビを見せるときは、時間や番組を決めるなど工夫をし、それ以外の時間は一緒に遊んだり会話をしたり、お片付けを一緒にするなど一日の中でテレビを見ない時間を作る事も必要です。

テレビを見せることは悪い事ばかりではありませんが、テレビから子どもの興味や関心が広がっていくこともありますので上手く活用していきたいですね。