赤ちゃんの食事前の手洗い|保育士資格取得スクール

赤ちゃんの食事前の手洗い

赤ちゃんの食事前の手洗い

育児・子育て 2020年08月07日 キーワード , , ,

赤ちゃんがご飯を食べる前やおやつを食べる前には、毎回手洗いをしていますか?手を洗うことは、ばい菌をお口の中に入れないようにするために大事なことです。

でもいつから始めたら良いのでしょうか。

風邪の8~9割がウイルスが原因だといわれています。そのほとんどが手を介して感染するそうです。鼻をかんだり咳をしたときに手についたウイルスが、違う場所に触れたときに、その場所に移り、そこに触れた人の手にウイルスがついてしまいます。特に、いろいろなところに触れる機会の多い乳幼児期は、ばい菌をお口に入れないために手洗いが必要なのです。
手を洗うときはどのようにして洗っていますか?ハンドソープなどで洗ってから水で洗い流し、タオルで拭きとりますよね。この作業をきちんとすることが大切です。
手を洗わなければウイルスは約100万個、水だけだと1万個、ハンドソープで10~15秒洗って15秒水で流すと100個、ハンドソープで60秒洗って15秒流すと数10個に減るといわれています。

洗う順番は

(手のひら、指の腹)→(手の甲、指の背)→指先→指の間(側面)股(付け根)
→親指と親指の付け根の膨らんだ部分→手首です。

そして水できれいに洗い流してしっかりとふき取りましょう。
せっかくきれいに洗っても水分が残っていたり、タオルを一緒に使ったりすると雑菌がついてしまうので気をつけましょう。
手洗いを始めるには、赤ちゃんがしっかりとたっちができて手を伸ばすことができるようになった頃が目安です。大人のハンドソープは手荒れが心配というお母さんは、赤ちゃん用の石鹸で代用しても大丈夫です。しっかりと泡立ててから使うと効果もあがります。

手洗いのタイミングはお外から帰ってきた時や、食事やおやつの前後です。

「ばい菌さんとさよならしようね」など、やさしく声をかけて誘ってみてあげてくださいね。
子どもは大人の真似が大好きです。お父さんやお母さんが楽しく手洗いをしていると子どもたちも楽しんで洗うことができるでしょう。洗えた時には褒めてあげてくださいね。

風邪の予防は手洗いうがいといいますよね。手を洗うことで自分の身体を守ることにもなります。家族で手洗いの習慣をつけてウイルスやばい菌しらずの毎日を送りましょう。