噛みつきによる怪我の対応|保育士資格取得スクール

噛みつきによる怪我の対応

育児・子育て 2021年09月17日 キーワード , , , ,

 成長の過程の中で、お友だちを噛んだり、逆にお友だちに噛まれたりすることがあるかもしれません。噛まれた時にどう処置をしたらよいか参考にしていただけたらと思います。 

子ども同士の怪我で多いのは、噛みつきによる噛み傷です。

噛み傷はほとんどが内出血によるもので、直後は出血が続いていることや歯型がつき赤く腫れていることも多いです。 

まずはハンカチや薄手のタオルで巻いた保冷剤や氷嚢等で冷やし、内出血や腫れを抑えます。保冷剤や氷嚢がなければ、流水で冷やすのもいいでしょう。 

嫌がる場合もありますが、すぐに冷やすことに効果があるので、少しでもアイシングできるとよいでしょう。 

怪我をしてから72時間はアイシング期間と言われています。

患部を見ながら冷やしていきます。 傷口から出血がある場合は、細菌に感染しないように、傷口を覆うようにし、 

内出血のあざが広がらず腫れが引いていれば、その後患部を温めましょう。 ホットタオル等で患部周辺を温めることで、傷ついた細胞の回復を促し、血流が良くなることで更に回復力が高まります。 噛まれてすぐに患部をもんだり、温めたりすることは、内出血を余計にひどくしてしまうこともありますので、まずは冷却して、内出血を抑えその後に温めことが重要です。 冷却シートや湿布などは、メンソール等による冷感が大きいので、なるべく保冷剤や氷嚢、流水を使いましょう。