赤ちゃんと子どもに多いとびひの症状|保育士キャリアスクール

赤ちゃんと子どもに多いとびひの症状

育児・子育て 2022年08月05日 キーワード , ,

「とびひ」とはいったいどんな症状なのでしょうか?

正式病名は「伝染性膿痂疹」です。主に高温多湿になる5月頃から夏にかけて、皮膚の抵抗力の弱い0~6歳の子どもに多く見られます。

虫さされやあせも、かき傷、すり傷、湿疹などに細菌が入り込むことで起こり、人にうつる病気です。かきむしった手を介して水疱があっという間に全身に広がる様子を火事の火の粉が飛び火することに似ているため「とびひ」と呼ばれています。

とびひには水ぶくれができるもの(水疱性膿痂疹)とかさぶたができるもの(痂皮性膿痂疹)の2種類あります。

水疱性膿痂疹

皮膚にできたかゆみを伴う水ぶくれが膿をもちそこをかいた手で身体のほかの部分をさわり症状が広がっていきます。
とびひの多くはこのタイプで黄色ブドウ球菌(人の鼻の周りに多い)が原因です。

痂皮性膿痂疹

皮膚の一部に膿をもった水ぶくれができ厚いかさぶたになります。
炎症が強くリンパ節が腫れたり発熱やのどの痛みをともなうこともあります。
化膿レンサ球菌が原因ですが黄色ブドウ球菌も同時に感染している事が多いです。
とびひと間違えやすい病気に アトピー性皮膚炎・水いぼ・あせも・接触皮膚炎・水ぼうそうなどがあります。
皮膚科のお医者さんがみればすぐにわかる皮膚の病気なので、自己診断はなるべく避けておかしいと思ったら早めに受診しましょう。

もし、とびひになってしまったら?

とびひの症状がみられたらできるだけ早く医療機関を受診しましょう。

そして適切な治療を受けましょう。
大切なことは患部を清潔に保ち、爪を短く切り、よく手洗いをして患部をかかないようにしましょう。
鼻孔に指を入れないようにしてとびひを広げないようにすることも大切です。
同じタオルを使わないなど人にうつさないように気をつけましょう。

黄色ブドウ球菌がつくる毒素が全身に広がることで皮膚が真っ赤に腫れ高熱や体のだるさが生じる病気SSSS(黄色ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)が起きることがあります。
やけどのような皮膚変化があるため入院治療が必要です。

とびひは症状の軽いうちに治療しましょう。
乳幼児は全身の病気に繋がることもあるので注意が必要です。

おかしいな?と思ったら早めに医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。